どうして実作が大事なの

やまだみのる

ゴスペル俳句では、難しい理論から学ぶのではなくて、実作から始められることを強く提唱しています。

これは、みのる自身が先生に教えられ、実際に経験してきたことなので確信があるからです。

残念ながら、こうした学びの方法に飽きたらず、また辛抱できないで、落伍していった人たちも多く見てきました。 ですから、ゴスペル俳句を訪ねて下さった方には、「騙されたと思って一年間ぼくとつきあってください」と、 お願いしています。 もし、一年間騙されてくださったら、必ずあなたも、それが真理であると確信されるはずです。 ホームページを公開して2年以上過ぎました。このことを立証してしてくださる方もたくさんいらっしゃいます。

ところで、母教会で英会話を学ぶサークルがあります。 文法を学ぶのではなく、実際に英語で話しあうことを訓練します。 例えば、[one of]と言うことばは、「ワンノブ」と発音するのではなく、 実際の会話では、「ワナブ」という感じに聞こえ、且つ話す・・という具合にです。 いくら、英文法に長けていても、聴き方が解らなければ理解できないし、 自分が聴いて理解できる範囲しか喋れない。と、先生は言われました。然りと思います。

じつは英会話サークルのメンバーに、商社マンの方が一人おられ、 こんな逸話を聞かせて下さいました。

彼は、仕事柄、英字新聞も読めるし、取引に関する書類のやりとりでは、 何の不自由もないレベルの英語力がある人です。日本の英語教育のお陰ですね。 ある夜、どうしても急な確認が必要だと言うことで、海外の取引先から自宅へ直接電話がありました。 ところが、ぺらぺら早口でしゃべられると、手も足もでず。しどろもどろになってしまったそうです。 メールや書類上でのやりとりでは、超一流の英語で信用を得ていたので、相手はほんとうに おまえはMr.○○(彼の名前)なのかと、疑われたというのです。笑えない話ですよね。

俳句も同じ・・というと異論が聞こえてきそうですが、知識や理論だけでは、 決して本物の俳句を理解することは出来ません。 まぐれならともかく、理解できない以上の作品を創作することなど、とうてい出来ませんよね。 まず、実作から初めて、出来るだけ本物の俳句に触れること。 知識や理論では説明できない、直感的な感覚を訓練することが大切なのです。 これを続けている間に、知識や理論は自然に覚えます。

(2002年11月2日)


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