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楽しかった俳句作りが、どうも最近は苦しくなってきたというあなたへの手紙を書いてみました。 勿論、特定の方への手紙ではありません。
*****作句が苦しいというあなたへ***** GHの句会に参加できてほんとうに毎日が楽しいというメールをいただいたとき、本当に 嬉しかったです。でも、最近のあなたは毎日の投句を欠かさず続けることが苦しいと悩ん でおられるようですね。毎日句会が楽しいのは、作った作品の評価が即座にでるからだと 思います。では投句を続けることがなぜそんなに苦しいのでしょうか。それは結果を気に するあまり、良い句を作ろうと力むからではないでしょうか。 どんなに優秀な作家でも、百発百中で佳句を作ることはできません。プロの俳人ですら必 要な句数を揃えるためには、その何倍もの句を作っています。まして素人の私たちが毎日 コンスタントに佳句を製造できないのはあたりまえなのです。 毎日句会はあくまで練習道場です。野球の練習に例えるとトスバッティングに似ていると 思います。トスバッティングは強振しないでコツコツとひたすらボールの芯をとらえるこ とを訓練します。繰り返して練習することで頭からの命令ではなくて体が反射的に対応す るように記憶させることが目的です。これがバッティングの基本だからですね。 では作句の基本は何でしょうか、正しい日本語を使う。平明な言葉づかい。季語。もちろ んこれらも大切ですが、それ以前の基本中の基本があります。5・7・5の正しい調子に 表現することです。談話室にも書きましたが、作ろう作ろうと構えるとかえって作れない ものです。目に見えるものを何でも5・7・5にしてみよう・・というような遊び感覚で 作ってみてください。口を開けば17字になってことばがでるくらいに、正調のリズムを 右脳に記憶させてしまうことです。自由連句だと思えば気軽にできるでしょう。 成績は気にしないで、毎日句会はトスバッティングの練習だと思って下さい。休まず、繰 り返し続けていれば必ず結果はでます。そして思い切った冒険の句に挑戦して欲しいので す。平均点の句を数揃えるよりも、週1回、いえ月1回でいいから、あなた自身の財産と して残せるような、ホームランの句を作る方が遙かに価値があると思うのです。狙ってホ ームランが打てないことはよくご存じですよね。また誰にでも調子の良いときもあれば、 スランプの時もあります。好不調と騒ぐのではなく、黙々と毎日作り続ける中から大ホー ムランが生まれるのではないでしょうか。 継続は力。空振りや三振を恐れず、楽しい俳句ライフを送ろうではありませんか。
(2002年5月15日の日記より)
(C)2000-2008 やまだみのる
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http://www.gospel-haiku.com/dig/d020515.htm
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