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添削指導の目的について書いてみました。
まず俳句が生まれるプロセスを考えてみましょう。
このプロセスのうち、添削でお手伝いできるのは(2)と(3)です。
決して(1)のお手伝いをすることはありません。 ですから、(1)の資格のない作品は添削できないのです。
(2)と(3)は経験を積めば徐々に上達していきます。
しかし(1)については、その姿勢が間違っていれば、いくら経験を積んでも進歩はありません。
感性は磨くものです。心を無にして集中する。知識や理屈の詰まった左脳をシャットアウトして右脳だけを働かせる訓練をするのです。 良い作品を沢山鑑賞することでもある程度感性を訓練することは出来ますので、出来るだけ歳時記などを読む習慣をつけましょう。
添削された作品はその表現方法の指針を示しているのであって、絶対的なものではありません。指導者が違えば添削の内容も異なるでしょう。ですから添削はあくまで参考に過ぎません。 添削句が不本意であれば捨てればいいですし、自分の作品として残すか否かは作者の自由意志です。
一番注意して頂きたいのは「作りっぱなしで、後は添削にゆだねる」ということが当たり前にならないようにすることです。原句と添削句とを比較して、なぜそういうふうに直されたのかということを常にチェックして吸収していかなければ進歩はありません。
(2000年10月21日)
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