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(はしいしてひとあめほしきゆうべかな)
結婚して、子供が産まれて、そしてマイホームを建てた。
高度成長期であったから不安はなかったけれど、 教育費や住宅ローンの返済のために働いているようなもの。 悪戯に忙しい日々を重ねるだけの人生で満足なんだろうか、 黄昏どきになると何となく心が落ち着かず、虚しさが募ってくる。 自分の存在感って一体何なの? 老後はどうなるのだろう。死後の世界は・・・。 次々と不安が襲ってきて気持ちが塞ぐ。
夕端居しながら、そんなふうに悩んだ若かりし頃を回想していた。 星野富弘さんのことをテレビで知って、家族で教会へ集うようになった。 聖書の神様を信じるようになってからは、生かされている自分を実感しながら、 明日への希望を持って夕日を眺めることが出来るようになった。
ふと我に返るとテレビは琵琶湖の水位低下を警告している。
(C)2000-2008 やまだみのる
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