2010年6月の日記

2010年6月30日

アガパンサス

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(みのる庵のアガパンサス)

ようやくお庭のアガパンサスが開花しました。 植えてある場所の日当たりが悪いからでしょうか、花付きも色合も今ひとつです。 ブルベリーの葉漏れ日を背景にして撮ってみました。 ブルベーリーは去年の紅葉が少し残っているのでカラフルな木洩れ日になってくれました。

昨日の夕方、いつもの団地の見晴らしで久しぶりに綺麗な夕焼けを見ました。 梅雨雲が空を覆って、今日もだめかなぁ〜と諦めて帰ろうとした瞬間、このような情景になりました。 その後、あっという間に褪めはじめたので、一分間ほどのドラマでした。


(梅雨の夕焼)

2010年6月29日

梅雨の晴間

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(梅雨の晴間)

昨日今日と梅雨も一休み。 快晴というほどではないのですが、青空が見えるとホッとしますね。 今日の写真は、兵庫県明石市魚住漁港です。 漁港の隣に藤棚やあじさいで有名な住吉神社があります。 花を撮ろうととしたら大きな虻が歓迎してくれました。


(虻の歓迎)

9月の一泊吟行鍛錬会、皆さんのご協力で準備が進んでいます。 ”何だか怖い”、”不安” という声も聞こえます。 確かに未体験の世界ですからそう思われて当然です。 けれども、案ずるより産むが易し・・・あまり難しく考えないで気楽に参加してください。

結社在籍時代にも何度かこの企画を実施しました。 初めは尻込みされる方も沢山いらっしゃいましたが、一度体験されるとその充実感に感激され、 ”みのるさん、来年はいつ実施するの?”と催促されるくらいに変ってきました。 一期一会という言葉がありますが、吟行の楽しさは、まさにこの言葉に尽きると思います。 心配しなくても、必ず自然との出会いが備えられているのです。 世事の心配事は全部忘れてリフレッシュし、元気を充電しましょう。

2010年6月26日

吟行の目的

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(六甲森林植物園野鳥の森の湖)

全国的に本格的な梅雨のシーズンを迎えたようです。 特に九州地方では、長雨、大雨による被害も予測されているようで心配ですが、 農作物や植物の成長のために大地を潤し、また夏の渇水に備えて水源池に水を蓄えるための神様の摂理ですから、謙虚に受け入れるしかありませんね。

謙虚な姿勢で自然とかかわりあうことは、俳句を詠む姿勢にも関係があります。 ”詠んでやろう” というような上から目線で自然を観察していても感動は生まれにくく、中々良い句は授かりません。 人間と違って、自然は自分の意思というものを持ちません。 当然ながら、どのような過酷な環境におかれ、しえたげられたとしても、不平や文句を言うこともありません。 ただひたすらに(神の)摂理に委ねて健気に生きているのです。 彼らの従順な営みは、生きることへの大切なメッセーを私たちに伝えようとしているのではないでしょうか。

自然が発信しているメッセージが素直に受け止められ、私たちの心が動かされたとき、一句が授かるのだと私は思います。 自然から学ぼうという謙虚な姿勢で心静かに観察し、感動を発見する訓練、それが吟行なのです。 そしてその感動を17文字で具現化する行為が正しい俳句道だと信じているのです。 具現化する表現テクニックは、確かに経験が必要です。でもそれは添削という手法で補い学んでいくのです。 選者の立場で言うと、自然からの信号を感じて詠まれた句は、表現が稚拙であっても添削して採ることが出来ますが、 いくら表現巧みな作品であっても、感動のない考えて作られた句は、没にせざるを得ないのです。 誤解しないで欲しいのですが、添削は表現法を補うもので、作者の代わりに選者が感動してあげるという行為ではないのです。

吟行で句を詠むのは、確かに難しいです。 それは、考えて作る癖から抜け出せず、謙虚に自然と対話するという訓練が出来ていないからです。 句会でよい成績が上げられなくても別に気にすることはありません。 初めのうちは、よい句が授からなくてもいいではないですか。 知識や機知で詠む俳句は、たとい成績がよくても満足感がないばかりか、類想も生まれやすく、必ず限界が来ます。 けれども、吟行に徹した地道な努力は、いつか必ず実りますし、それによって授かった作品は、生涯の宝物になるでしょう。 頑張って、誰にも真似の出来ないあなた自身の個性を見つけ出して育みましょう。 そのために私も頑張ります。

全く無の状態から、10句、20句・・・40句を詠むと言う行為は、とても不可能と思われるかもしれませんね。 でも、騙されたと思って一度体験してみてください。一句を得た喜びが全く違います。 一泊鍛錬会の経験は、きっとあなたの俳句に対する認識を変えることを保証します。

9月の一泊鍛錬会、楽しみですね。みんなで、よい思い出を残しましょう(^^

2010年6月24日

一泊鍛錬会

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(シロツメグサの野で遊ぶ椋鳥のペア)

昨日のスワン句会で一泊吟行鍛錬会の話が持ち上がり(火をつけたのは誰?^^)、9月に奈良の明日香村で計画することになりました。 詳細はこれから検討しますが、GHメンバーであれば特別参加も歓迎しますので一人でも多くのメンバーの参加をお待ちしています。 GHでは吟行による作句を基本としていますが、月一回の日帰り吟行句会では、なかなか吟行の壷を会得することは難しく、以前から一泊鍛錬会を実施したいと祈っていました。

実施は、9月21日(泊)、22日の予定で合計四回の句会を実施します。 参加費は15,000円くらいの予定ですが、出きるだけ安くなるように世話人の方と調整しますので、 ぜひご検討ください。 詳しくは、スワン句会談話室をご覧ください。

2010年6月23日

スワン句会

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(吽形)

今日はスワン句会の吟行句会に出席しました。 注意報が出るくらいの大雨予報でしたが心配したほどのこともなく、 吟行途中には晴れ間も出てきてよかったです。


(阿形)

今日の写真は、神戸にある多門寺の仁王さんです。 いい顔してるでしょ(^^

2010年6月18日

切り株

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(切り株)

永澤寺花じょうぶ園は期待はずれでしたが、緑陰の中にこんな風景を見つけました。 しっとりとしていい感じでしょう。 カメラを始めるまではおそらく見向きもしなかった点景と思うのですが、少しずつ視点も変ってきたのかもしれませんね。

カメラを始めてから俳句の視点というのが、被写体を探す上で随分役に立つのだなぁ〜という体験をしました。 逆に、カメラ独特の視点というものがあることにも気づきました。 これを今度は、俳句に活かせたら、みのる俳句の新天地が拓けるかも・・・などと希望を膨らませています。

2010年6月17日

永澤寺

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(永澤寺花しょうぶ園)

今日は、前から家内と約束していた永澤寺花じょうぶ園(兵庫県三田市)へ出かけました。 自宅から車で1時間ほどです。 残念ながら期待したほど満開ではなく、受付の方の話では今月末ごろが見ごろとのことでした。

写真を撮るなら雨でもよいし、曇りならかえって好都合という胸算用だったのですが、 梅雨晴れ間の好天気で暑いくらいでした。花菖蒲の撮影としては最悪です(^^

早々に切り上げて、帰り道に三田屋本店に立ち寄って年に一度のステーキをご馳走になりました。 これは美味かったです(^^

2010年6月16日

梅雨入り

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(須磨離宮公園の花菖蒲)

どうやら本格的な梅雨入りのようですね。夕べはよく降りました。 今日の写真は、須磨離宮公園の菖蒲池です。離宮公園の菖蒲池はとても小さいスペースなので、 ちょうど良い頃は、とても混雑します。 これは、ピークを過ぎた14日に撮影したものですが、やはりそろそろ終焉近しという感じでした。 それでも数人のシルバーカメラマンが三脚を立てて熱心に写真を撮っておられました。 狭い畦道に三脚を立てると道をふさいでしまうので、私にはその勇気がなく、 少しはなれたところから望遠レンズで撮りました。

日記のフィードバックが復旧してから、毎日数人の方から励ましのコメントが届きます。 今までにも送信していただいてたと思うのですが、システムエラーのため受信できず、 本当に申し訳ないことでした。 頂いたコメントには、必ず返信するようにしています。 どんなことでも構いませんので、遠慮なくコメントをお送りください。

2010年6月15日

定例句会

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(雲を貫く噴水)

今日は、雨の中でしたが過去最高の参加者(20名)でした。 結社の例会句会では、通常30〜50名くらいが多く、大会などでは200名近くになることもあります。 時間的な制約にもよりますが、集中して選句できるのは200句くらいではないかと思いますので、 5句出句40名というのが一つの目安ですね。

句会での成績が思わしくない方は、できるだけ無料添削指導を受けるようにしてください。 吟行で詠まれた作品に限るという条件はありますが、添削の句数や回数に制限はありません。 俳句は論理的な知識を積み重ねても上達しません。 考えて作るのではなく、吟行に徹してひたすら句を詠み、精勤に句会に参加することで、 体感的というか直感的に句の良し悪しが判断できるようになってきます。 つまり、理論や知識を土台として句を詠むのではなく、直感的な感性を研ぎ澄ますこと、個性を磨くことで、自然に良い句が授かるのです。

理論や知識が先行すると、常にそれらが頭をよぎるので、 考えて句を作るという悪癖がつき、無心に句を詠むことが出来なくなり、 楽しいはずの俳句ライフがいつしか苦行に変ってしまいます。 正しく句を鑑賞するために必要な知識、理論というものはあります。 でもそれらは実作経験を積み重ねていけば自然に理解できるようになるのです。 理論の勉強や議論をする時間があるのなら、それを全て作句にあててください。 没句にこだわって練り直しをすることも上達の妨げです。 優等生の俳句は面白くありません。 誰にも真似のできない、個性的な作品作りを目指しましょう。

2010年6月14日

相聞の睡蓮

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(睡蓮)

雨の予報が外れて青空になったので奥須磨公園に行って来ました。 お目当ては睡蓮。なかなかいい感じに咲いているのはないなぁ〜と、見渡していると二つ並んで咲いているのを見つけたので珍しいと思って撮ってきました。 家に帰ってからパソコンに取り込んで拡大してびっくり。 ミドリ亀の赤ちゃんサイズが写っているではありませんか(^^

ペットで飼育されていたのが放流されて繁殖したのでしょうね。 どこにいるか分かります?

2010年6月13日

夕日を弾くたこフェリー

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(たこフェリー)

たこフェリーの写真は久しぶりですかね(^^
3隻のうち1隻は売却・・というようなニュースを見た記憶があるのですが、 最近は3種類のたこフェリーが航行しているようです。 その中でも、最も好きなのがこの絵柄の船体です。 じつに大胆な絵でしょ。 運営が好転したという話もなさそうなので、相変わらず苦しいのには違いないと思いますが、 この写真を見ると、「がんばってや〜!」とエールを送りたくなります。

PS:みのるの日記へのフィードバック感謝します。

2010年6月12日

夕日映ゆ

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(雑草)

みのるの日記のフィードバックが機能が復旧し、読者のみなさまからのコメントが届くようになりました。感謝です。フィードバックを頂くととても元気が出ます。 今日の写真は昨日の夕散歩で見つけた雑草です。夕日に照らされてとても綺麗でした。

2010年6月11日

日記フィードバック不調改修しました

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(明石浦漁港夕景)

みのるの日記のフィードバックが機能していないことが分かりました。
これまで、いろいろコメントを頂いていたかもしれないのに申し訳ないことでした。 昨年、サーバーを移転しましたので、そのときから不調だったようです。 昨日、プログラムを修正して復旧を確認しましたので、ぜひ試運転も兼ねてコメントを頂きますよう、よろしくお願いいたします。

今日の写真は過日、久しぶりに訪ねた明石浦漁港の夕景です。 この時期の夕日はまだ、海へは沈まないのですが、 漁港は素敵な黄昏色に染まって、よい癒しのひと時でした。

2010年6月8日

梅雨の奥須磨公園

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(野生のドクダミ)

昨日の午後、雨が上がってから近くの奥須磨公園を散歩しました。 みのる庵の庭では雑草然とところかまわず芽を出す迷惑なドクダミですが、 こうして自然環境の中に咲くものはやはり癒しを与えてくれますね。 丁度雨上がりだったので苔もしとやかな感じでとてもよい景色でしたよ(^^

紫陽花の花は、ようやく彩づきはじめた感じで初々しいし雰囲気でした。 濃紫陽花もよいですが、私はこの時期のものも大好きです。 俳句も添えたら・・・というコメントも頂きましたが、例会用にとっておきます(^^

2010年6月7日

波止の釣り人

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(釣り人)

今日も写真も大橋夜景と同じ日に撮影したもので、防波堤の釣り人をシルエットで撮ってみました。
水平線が夕日に映えて金色に輝いているのがとても綺麗でした。 老眼が出始めて足元がおぼつかなくなるまでは、釣りキチをしていた時期もありました(^^

しばらくよいお天気が続いていましたが、今日は終日曇天で時折雨がぱらつきました。

2010年6月6日

明石海峡大橋夜景

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(明石海峡大橋)

いつでも撮れそうでチャンスのなかったこの写真、ようやく撮れました(^^
また、これからは夕涼みを兼ねて何度か挑戦してみようと思っています。

2010年6月3日

睡蓮

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(睡蓮)

家内のアッシー君で隣の団地まで行ったときに望遠レンズで撮ってきました。 昔はとても大きな池だったのですが、開発で少しずつ埋められて小さくなっていました。 でも、ここに毎年睡蓮が咲くことは知っていたので、まだ健在であるのを見たときとても感動しました。
モネの睡蓮・・という感じにとりたかったのですが・・・(^^

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