成績一覧(毎日句会)

2006年5月31日 (投句者61名 選句者66名)

2006-06-01 (Thu)
五月尽一日一句課す日々に            はく子   12 好々.楽楽.しずを.美甫.こう.すずかぜ.ゆうこ.宏虎.孝由.こころ.大門.邦子.
湖の風入れて師をまつ夏座敷 志峰 9 ひかり.百合.うりぼう.昌洋.かな.桃.万須巳.牧人.まこと.
無言館出でて緑のなほ深く まさる 8 とみお.文月.ひろみ.小袖.英子.雅流.れいこ.伊吹.
一服を小昼の畦に青田風 花茗荷 7 文月.満天.小袖.きづな.みつほ.江斗奈.ひろ美.
梅雨寒や休会となる俳句会 かな 6 好々.楽楽.光晴.みつほ.宏虎.孝由.
新茶汲む色とりどりの京干菓子 あや 6 柏.継鳥.紺屋.雅流.花茗荷.こすもす.
水が風風が音のせ那智の滝 けんいち 6 うりぼう.満天.かのこ.まさひろ.伊吹.さくら.
みつ豆や同窓会の別れ時 嘉一 5 ゆきこ.ゆうこ.ぽめろ.花茗荷.まこと.
鉢巻の呼び声高し初鰹 正芒 5 葛.嘉一.よし女.まさる.康子.
竹の撥しなふや祭太鼓打つ ひろみ 5 正芒.継鳥.昌洋.こすもす.みすず.
逢うて又別るる辛さ五月尽 美甫 4 嘉一.ひろみ.俊郎.とみお.
保育所は昼寝の時間鳥の声 田力 4 好夫.ゆきこ.まさる.大門.
罌粟の花古代インカの頭蓋骨 良坊 3 こう.俊郎.万須巳.
麦秋やチャペルの響き天に満つ 昭一 3 かのこ.良坊.みすず.
梅雨のバスふっと匂ひしサロンパス 宏虎 3 よし女.すずかぜ.紺屋.
狛犬の足に纏はる蟻の列 よし女 3 直.志峰.れいこ.
夕焼けの明日に続くこの時も ひかり 3 沙羅樹.風光.ぽめろ.
咲くときの水いざなへり水芭蕉 好夫 3 沙羅樹.陽子.康子.
廃屋のよしず濡らして五月雨 栄成 3 英子.加護坊.とろうち.
雨蛙ブリキの船に乗せてやろ ぽめろ 2 江斗奈.加護坊.
ポピー咲くアンパンマンの三輪車 こすもす 2 ひかり.美甫.
千年を帝墓守り継ぎ麦の秋 れいこ 2 葛.とろうち.
山に入るバスの窓打つ若葉雨 かのこ 2 桃.わかば.
塀潜り道路に開く瓜の花 孝由 2 まさひろ.かな.
風薫る右に傾くさお秤 邦子 2 直.さくら.
どくだみや軒に法話の聞こえおり しずを 2 柏.田力.
葉桜の長きトンネル好きな道 風光 2 ひろ美.わかば.
かはたれの空ひろびろと閑古鳥 紺屋 2 正芒.良坊.
紫陽花の色分け合ひて花ひとつ 沙羅樹 1 陽子.
閑古鳥父に詫びてる夢の中 好々 1 志峰.
正直に生きていますとほととぎす 万須巳 1 のび.
高層のビルまた一つ夏霞 志づ 1 きづな.
矢印のずれし標識夏うぐいす きお 1 百合.
珠玉なり投句交えし夏の日々 昌洋 1 風光.
緑陰に見せつこしあふたからもの とろうち 1 好夫.
叱られて涙目に見るさくらんぼ 文月 1 邦子.
老鶯の3回鳴きてあとは雨 桃 1 のび.
麦の秋インドネシアで地震あり 楽楽 1 田力.
首輪めく日照雨のあとの蜘蛛の網 柏 1 こころ.
椿咲く花泥棒の子供いて 雅雪 1 山櫻.
鴉の子ハンガーの巣に顔を出す とみお 1 しずを.
捩り花ゼンマイ仕掛の地球かな 葛 1 山櫻.
厚板に屋号の彫られ夏足袋屋 まこと 1 牧人.

以上.
Top↑

2006年5月30日 (投句者56名 選句者71名)

2006-05-31 (Wed)
半島を一色に染め麦の秋              俊郎     12 江斗奈.良坊.かのこ.みすず.満天.志峰.かな.桃.康子.みつほ.ゆうこ.わかば.
白壁の古き家紋や片かげり 昭一 12 まこと.あや.好夫.昌洋.こすもす.うりぼう.まさひろ.一弘.陽子.栄成.志づ.とろうち.
異国語の絵馬黒南風に裏返る よし女 10 江斗奈.光晴.しずを.ひろ美.けんいち.ぽめろ.志づ.嘉一.みつほ.れいこ.
引っ越しの掛け声響く新樹光 山櫻 6 百合.雅雪.田力.地球.ひろ美.桃.
蜘蛛の囲の光りからまる朝散歩 花茗荷 6 光晴.加護坊.うりぼう.嘉一.はく子.ゆうこ.
舫ひ綱伸びたる岸に桐の花 正芒 6 葛.まこと.直.加護坊.まさる.花茗荷.
通園のバス待つ垣の蝸牛 かのこ 6 好々.紺屋.志峰.俊郎.よし女.文月.
雷鳴を遠く聴きつつ抱き枕 直 4 正芒.昭一.まさる.文月.
友逝きて瞼にまわる走馬灯 柏 4 風光.雅雪.楽楽.一弘.
あっち向けこっち向けとの梅雨床屋 紺屋 4 沙羅樹.ぽめろ.陽子.万須巳.
蚕豆や話の弾む酒処 こう 4 大門.すずかぜ.邦子.ひかり.
山風に笹の宙舞ふ竹の秋  ゆきこ 4 美甫.好夫.宏虎.こすもす.
長き日や孫に教へる箸づかひ 文月 4 直.ひばり.小袖.ひかり.
麦刈や児おとなしく籠の中 一弘 4 百合.俊郎.まさひろ.邦子.
更衣母の歳まであと幾つ はく子 4 のび.ゆきこ.楽楽.栄成.
塔跡の礎石に一葉夏落葉 とみお 3 きお.田力.康子.
落し文しばし歩を止め路地の奥 江斗奈 3 好々.みすず.かりん.
合奏に集う窓辺に大夕焼 田力 3 孝由.きづな.よし女.
古茶受けて山車のことなど晩学す 光晴 3 とみお.葛.小袖.
寺薄暑格天井に舞う天女 ひろ美 3 良坊.かのこ.大門.
竹径の夏日の蔭の綾模様 大門 3 沙羅樹.ゆきこ.満天.
どこまでも澄む湧水の青涼し とろうち 3 更紗.ひばり.ひろみ.
五月闇無暗に厚き病歴簿 加護坊 2 孝由.けんいち.
夕焼けや砂場にうねる猫の影 雅雪 2 かな.ひろみ.
街中にある乙女塚罌粟の花 かな 2 きづな.宏虎.
辻つじに防犯おじさん青時雨 万須巳 2 のび.地球.
ジョギングに紫陽花の色待ちにけり 満天 1 美甫.
ほととぎす鳴きとよもして湖暁ける うつぎ 1 紺屋.
塔跡の心礎に残る夏の雨 うりぼう 1 正芒.
青草に白き球置き一打うつ まさる 1 花茗荷.
香水や孤高の人の過ぎしより 宏虎 1 柏.
覗きこむ代田紺青満ちてをり 好夫 1 牧人.
飛の魚波頭踏切り跳びにけり 牧人 1 柏.
弓競ふ乙女等に新樹光 めだか 1 牧人.
歯の治療窓から入る真珠光 陽子 1 昌洋.
裏参道木々に卯の花腐しかな 百合 1 わかば.
花卯木どうせろくでもない電話 ぽめろ 1 万須巳.
バスの屋根乱れ打ちして雹の降る まこと 1 きお.
仁王あり鶯渡る粉河寺 嘉一 1 かりん.
鳩杖の先に止まれる梅雨の蝶 志峰 1 風光.
外は雨場末のバアの水中花 のび 1 しずを.
朱の橋をさざ波揺らす若葉風 良坊 1 昭一.
夏木立流れの早き御手洗川 こすもす 1 はく子.
芳香に思はず見上ぐ椎の花 孝由 1 すずかぜ.
追憶は父の手拭い梅雨近し 好々 1 とろうち.

以上.
Top↑

2006年5月29日 (投句者65名 選句者70名)

2006-05-30 (Tue)
世話役のリュック大きめ若葉風        かな     13 柏.好々.志峰.きお.光晴.さくら.とみお.ゆうこ.花茗荷.良坊.志づ.きづな.かりん.
夏霧のさっと動くや草千里 まさる 7 百合.うりぼう.正芒.まこと.わかば.小袖.ひろ美.
若葉風足湯の横の投句箱 ぽめろ 7 山櫻.こすもす.昭一.嘉一.かな.がくと.みつほ.
老鶯や五右衛門風呂の峡の宿 柏 6 紺屋.雅雪.まこと.大門.みすず.とろうち.
横濱は坂多き街走り梅雨 のび 6 山櫻.俊郎.大門.万須巳.好夫.志づ.
鋲門の矢弾の痕や青嵐 とみお 6 志峰.光晴.しずを.昌洋.けんいち.みすず.
羽越線車内に満る青田風 昌洋 5 とみお.万里.田力.継鳥.こう.
樽風呂に跨ぎ入るるぞ夏の月 ひろみ 5 しずを.牧人.陽子.万須巳.昭一.
自転車のドミノ倒しや青嵐 満天 5 ゆきこ.すずかぜ.孝由.こすもす.がくと.
日頃見ぬ顔も揃ひて溝浚ひ はく子 5 沙羅樹.うつぎ.花茗荷.桃.きづな.
寄せ書きの見舞いは薔薇に添へられて こう 4 ぽめろ.かな.宏虎.はく子.
万緑や渓流の音絶間なし 伊吹 4 楽楽.まさる.とろうち.康子.
水面へ一筆書きしつばくらめ 国右 4 江斗奈.うつぎ.ひばり.昌洋.
細き指迷わず毛虫弾きけり 志づ 4 のび.よし女.小袖.ひろ美.
人力者女の車夫の汗光り 雅雪 4 のび.俊郎.ゆうこ.まさひろ.
走り梅雨銀座は傘の見本市 正芒 4 直.かのこ.万里.宏虎.
先生も生徒もなくて田植えかな たか子 4 よし女.まさひろ.加護坊.桃.
流れ来ていづこの余花の花筏 とろうち 4 ひかり.文月.嘉一.こう.
夏霞六甲連山海に入る 有香 3 うりぼう.風光.田力.
相席の気になる蜜の心太 かのこ 3 百合.陽子.けんいち.
蕉翁の旅立ちし川卯月波 光晴 3 江斗奈.好々.一弘.
外出のちょっとお洒落着ねぢり花 紺屋 3 風光.一弘.みつほ.
紫陽花の色即是空晶子の忌 けんいち 3 楽楽.満天.加護坊.
新緑や空港までの長き橋 大門 2 めだか.好夫.
護衛艦スピード速し卯波荒れ 康子 2 文月.牧人.
すいかずら石を蹴り行く下校の子 俊郎 2 わかば.まさる.
蕗摘めば瀬音の響く山の裾 花茗荷 2 直.康子.
姫沙羅の幹はくれなゐ万緑裡 みつほ 2 かのこ.はく子.
口紅を拭ひまた引く更衣 一弘 2 正芒.かりん.
夏の宿漁火交じる夜景かな こすもす 1 孝由.
草笛や老人ホームの外出日 志峰 1 ひばり.
梅雨曇り念入り拭ふ窓硝子 江斗奈 1 雅雪.
湯の宿の妻と酌む酒青時雨 がくと 1 めだか.
耐震の検査をうけぬ五月闇 加護坊 1 柏.
黒南風の運河沈むる煉瓦庫 沙羅樹 1 ゆきこ.
過ぎし日の母に渡せぬカーネーション 栄成 1 さくら.
風吹いてひょろひょろ散るや蝌蚪の群れひろ美 1 紺屋.
父に煮る匂ひ立たせて青山椒 うつぎ 1 すずかぜ.
牧近き別荘村や夏木立 ゆきこ 1 きお.
又しても忘れ傘とや梅雨晴間 良坊 1 ひかり.
曇天を喜びあひて溝浚 きづな 1 ぽめろ.
代掻きて山頂映ゆる夕月夜 むねを 1 良坊.
若葉冷え母の愚痴聞く今日ひと日 文月 1 継鳥.
裸足の子なにやら遊び見つけ来る きお 1 沙羅樹.
四阿の四方囲みぬ花菖蒲 好夫 1 満天.

以上.

Top↑

2006年5月28日 (投句者59名 選句者73名)

2006-05-29 (Mon)
千枚田一枚ごとに青田風              好夫     13 沙羅樹.満天.美甫.かな.陽子.国右.はく子.伊吹.田力.むねを.とろうち.嘉一.紺屋.
葦切りや朝靄を行く艪の軋み 俊郎 12 まこと.文月.ゆきこ.一弘.まさる.よし女.こう.正芒.孝由.うつぎ.栄成.わかば.
青葉木菟村は早寝に徹しおり 有香 10 うりぼう.志峰.あづさ.良坊.粲.百合.加護坊.きお.ひろ美.好夫.
トロ箱の余り苗にも小さき花 文月 9 かな.一弘.こすもす.俊郎.ぽめろ.嘉一.桃子.みつほ.康子.
薫風や撮りて事なき心電図 よし女 8 光晴.はく子.直.まさひろ.うつぎ.大門.けんいち.有香.
念入りに靴を磨きぬ業平忌 紺屋 7 志峰.しずを.まこと.さくら.田力.昭一.きづな.
古民家の鴨居は低し五月雨るる とろうち 5 かのこ.きお.栄成.好夫.わかば.
旧姓で呼び合ひ囲む夏料理 こすもす 5 がくと.直.けいせい.昭一.みつほ.
ままごとの母さん健気桐の花 かのこ 4 江斗奈.とみお.のび.宏虎.
まひまひに夕暮はやき棚田かな 志峰 4 雅雪.まさる.けいせい.とろうち.
万緑や鳥語にまみれし法の庭 ひろ美 4 風光.柏.邦子.陽子.
新茶汲む鎌倉彫の茶さじかな ひかり 4 風光.楽楽.あづさ.花茗荷.
夏めくやシャガールの青見ておりぬ 継鳥 4 好々.のび.むねを.英子.
山法師一枝机上に絵筆とる 満天 4 好々.美甫.こすもす.花茗荷.
夕焼けや一直線の電車道 加護坊 3 宏虎.がくと.きづな.
泣き過ぎてばつの悪きや水遊び きお 3 文月.粲.有香.
田水張り日本は鏡の国となる 桃 3 柏.小袖.けんいち.
蟻地獄見つめて童帰りけり たか子 3 沙羅樹.俊郎.ひろみ.
川下り藺笠から出る船頭歌 正芒 3 うりぼう.とみお.紺屋.
梅雨兆す人待ち顔の忘れ傘 一弘 3 昌洋.まさひろ.志づ.
豆飯や異郷の子らの話など がくと 3 かのこ.よし女.百合.
桟橋を打つて激しき走り梅雨 ぽめろ 3 正芒.志づ.英子.
寝落つまで読みやる絵本夏の宵 はく子 3 小袖.加護坊.大門.
木陰へとベンチ運びし薄暑かな ゆうこ 2 ひろみ.桃.
浜に人点々と増え夏に入る 孝由 2 たか子.桃子.
軒先のてるてる坊主梅雨晴れ間 更紗 2 良坊.孝由.
平凡な日よ呼びあへる雨蛙 みつほ 2 しずを.ひろ美.
祭笛子らは石段駈け上がり 雅雪 2 江斗奈.康子.
夏燕行きかう小窓もらいけり 小袖 2 ひかり.ゆきこ.
蚕豆の収穫祝ひ中ジョッキ 江斗奈 1 ひかり.
五月雨や心身湿る歯科通い  ゆきこ 1 桃.
正座して青洲人形白がすり 邦子 1 伊吹.
交番に被疑者の写真春暑し さくら 1 たか子.
苑内の石仏覆ふ七変化 わかば 1 こう.
五月雨や刀磨ぎ屋の清閑さ 直 1 昌洋.
鯖折つて血潮を浴びる漁り舟 光晴 1 ぽめろ.
女には女の意気地鰻食ぶ のび 1 さくら.
清貧に過ぎたる女房ソ−ダ水 宏虎 1 雅雪.
逸翁も登りし坂や夕薄暑 うつぎ 1 邦子.
園児バス青葉に久し朝日かな 大門 1 満天.
衣更えしても変わざる吾がこころ 美甫 1 楽楽.
席取りのシート淋しや走り梅雨 万里 1 国右.

以上
Top↑

2006年5月27日 (投句者68名 選句者68名)

2006-05-28 (Sun)
豆腐屋の釣銭湿る夕河鹿              紺屋     13 沙羅樹.きお.正芒.嘉一.加護坊.大門.直.昌洋.すずかぜ.よし女.ゆうこ.はく子.志づ.
板敷の軋む天守や梅雨の冷え 光晴 12 柏.一弘.加護坊.継鳥.まさる.つくし.うりぼう.ぽめろ.こう.わかば.好夫.志づ.
鬼瓦光る目玉や新樹光 康子 11 柏.宏虎.紺屋.正芒.満天.美甫.陽子.孝由.みつほ.文月.更紗.
夏雲や熊野古道の道しるべ たか子 9 万里.江斗奈.継鳥.美甫.がくと.駒鳥.楽楽.まさひろ.あづさ.
白き帆の練習船や夏に入る 山櫻 7 雅雪.がくと.笑子.とろうち.桃.みすず.有香.
十薬を抜きて匂ひの返り討ち 宏虎 6 志峰.うつぎ.陽子.直.国右.俊郎.
雨に咲く薔薇はアンネの名をもちて 小袖 6 万里.しずを.ひかり.大門.こう.わかば.
青梅のひとつひとつに雨雫 としゆき 6 沙羅樹.好々.雅雪.ひろ美.こすもす.文月.
若葉風牧水歌碑は明朝体 嘉一 6 宏虎.邦子.かのこ.とろうち.あづさ.俊郎.
這い登る雄花ばかりの南瓜蔓 俊郎 5 風光.紺屋.すずかぜ.桃.好夫.
店先に墨筆太く葛饅頭 まさひろ 4 きづな.まさる.ゆきこ.うりぼう.
ミニトマト育て新婚新居かな きづな 4 たか子.光晴.田力.ひろ美.
水攻めの城址は沈む万緑に うりぼう 4 ひかり.つくし.昌洋.田力.
絵巻展出て新緑の風に佇つ 粲 4 好々.嘉一.とみお.はく子.
島つ子は海山育ち祭笛 うつぎ 3 たか子.小袖.さくら.
試飲なる酒の甘しよ蔵涼し はく子 3 満天.きづな.更紗.
忠魂碑万緑のなか動かざる 邦子 3 のび.孝由.有香.
つぶあんの鯛焼きが好き新茶汲む ゆきこ 3 みつほ.みすず.よし女.
短夜や西の山眉消えやらず 正芒 2 小袖.ゆうこ.
溜池の埋め立て工事夏薊 さくら 2 光晴.楽楽.
まくなぎに取り囲まるる峠かな よし女 2 こころ.ぽめろ.
夜を行く船へも香る花蜜柑 ぽめろ 2 しずを.うつぎ.
母の日や「元気ですか」と夢の母 千曲 2 きお.むねを.
物干しが白くなりたる梅雨晴れ間 笑子 1 国右.
三つ四つ我が家の桃も袋かけ 駒鳥 1 邦子.
棘紅し雨に濡れたる花茨 文月 1 笑子.
草いきれ迷彩服の男かな 一弘 1 志峰.
膨らみぬ薔薇のかほりや自動ドア 好夫 1 風光.
子の丈にかがみゆび指し夏の星 すずかぜ 1 まさひろ.
夏草と身丈比べて子は背伸 江斗奈 1 とみお.
審査待つ薔薇の切り花凛として 美甫 1 むねを.
汗拭ひ仰ぐ尾根道青芒 昌洋 1 こすもす.
つつじ咲く法話の提示筆太く あすみ 1 江斗奈.
草笛に応え草笛山頂へ 田力 1 一弘.
夏の蝶落ち着くところ探しゐる みつほ 1 のび.
淀川の瀬波のうねり梅雨に入る まさる 1 かのこ.
藍色に染まる夕暮れ夏に入る 志づ 1 駒鳥.
母のいのち闘ふ母の薄暑かな 大門 1 ゆきこ.
乙女らの髪なびかせて更衣 ひかり 1 さくら.

以上.
Top↑

2006年5月26日 (投句者67名 選句者79名)

2006-05-27 (Sat)
麦秋や海鳴り遠くバスを待つ          有香     12 としゆき.うりぼう.文月.駒鳥.みすず.牧人.万里.小袖.つくし.好夫.よし女.志づ.
浅草の夏を駆けたり人力車 雅雪 11 けんいち.百合.美甫.一弘.昌洋.ひろみ.万里.こすもす.康子.笑子.ひばり.
長屋門くぐる酒蔵樟若葉 わかば 8 万須巳.満天.さくら.まさる.みすず.宏虎.きづな.とろうち.
幼子の加わってをり蟻の列 更紗 7 沙羅樹.百合.加護坊.ゆきこ.粲.桃.ひろ美.
夏雲に爪振りかぶる重機かな 花茗荷 7 沙羅樹.山櫻.きお.満天.みつほ.大門.ぽめろ.
歩くたび鈴のリズムや夏遍路 田力 7 むねを.加護坊.まさる.正芒.こすもす.康子.まさひろ.
忍冬流人の島の無縁墓 俊郎 6 とみお.けんいち.かな.光晴.紺屋.とろうち.
水馬流れる雲に軽く乗り 柏 5 としゆき.たか子.万須巳.江斗奈.ひろ美.
発掘の遺跡は中途走り梅雨 志峰 5 柏.好々.更紗.ゆうこ.小袖.
青洲の里に着くまで花蜜柑 嘉一 5 しずを.うつぎ.すずかぜ.つくし.好夫.
デパ地下に新茶売る娘の紺絣 孝由 4 紺屋.むねを.ゆきこ.大門.
靴の水捨てて帰りぬ磯遊び たか子 4 雅雪.きお.文月.まさひろ.
取り壊すビルを覆へり蔦若葉 江斗奈 4 たか子.光晴.こころ.ゆうこ.
朝市の花火とどろく田植え明け 加護坊 4 雅雪.直.田力.桃.
蜘蛛の囲や孤独始まる夕まぐれ 宏虎 3 柏.みつほ.はく子.
雲海を褥に五岳寝釈迦たり ゆきこ 3 志峰.宏虎.とみお.
天籟や千年杉の夏の空 としゆき 3 一弘.ひろみ.わかば.
緑陰のせせらぎ流る鳥の声 風光 3 あすみ.陽子.駒鳥.
黒南風や突と切れたる琴の糸 きづな 3 あすみ.直.けんにい.
海光の仄かに夜の花樗 かな 3 美甫.かのこ.よし女.
犬小屋の上の棚にも蚊遣香 まさひろ 3 かな.孝由.邦子.
病みて伏す視線の果に夏の蝶 沙羅樹 3 好々.志づ.ひばり.
これ以上孕めぬ風の鯉幟 けんいち 3 山櫻.あづさ.孝由.
この島の流人の声か青嵐 百合 3 うりぼう.千曲.俊郎.
夕立やよろしければと女傘 一弘 3 風光.国右.ぽめろ.
つつじ燃ゆ枯山水に放水銃 邦子 3 国右.きづな.嘉一.
総会を終へしざわめき麦の秋 ぽめろ 3 志峰.かのこ.すずかぜ.
新緑の増すごとつのる旅ごころ 国右 2 さくら.嘉一.
半襟の白を効かせて夏衣 かのこ 2 はく子.笑子.
しなやかに葉裏見せ行き青嵐 とろうち 2 昌洋.更紗.
青梅に笊を買ひ足す思案かな   こころ 2 のび.あづさ.
病棟の灯り透かして新樹かな すずかぜ 2 風光.千曲.
橋脚の島に打ち寄す卯波かな うりぼう 2 ひかり.うつぎ.
分け入ってまず深呼吸万緑裡 みつほ 2 陽子.わかば.
ほととぎす城主の墓守代替わり ひろ美 2 久代.邦子.
古墳より呼ぶ声ありし青嵐 きお 2 江斗奈.しずを.
思い出を香水瓶に封じ込め のび 1 ひかり.
湖畔馬車椎の匂ひに噎せてをり よし女 1 粲.
菓子名は月見草とや薄茶席 文月 1 牧人.
青梅の青あざやかに雨兆す ひろみ 1 俊郎.
湯上がりに新茶飲む旅の宿 めだか 1 楽楽.
久方や晴れて五月の空眩し 笑子 1 久代.
薫風や空の青さとカンツォーネ 万里 1 のび.
干し竿の端の夏日や傘を干す つくし 1 正芒.
谷若葉吟行忘れ温泉に入る さくら 1 けんにい.
聖五月悲恋の歌碑に薄日さす 満天 1 田力.
日帰りの出湯の旅や風薫る 駒鳥 1 楽楽.

以上.
Top↑

2006年5月25日 (投句者66名 選句者69名)

2006-05-26 (Fri)
やまぼうし咲かせ酒蔵レストラン      はく子   12 かのこ.好夫.国右.さくら.ゆきこ.こころ.ひろ美.万須巳.みつほ.文月.きづな.俊郎.
せせらぎの石飛び渡る夏帽子 ひろ美 10 正芒.光晴.きお.雅雪.けんいち.としゆき.陽子.わかば.ぽめろ.はく子.
沖南風や目鼻もあらぬ潮仏 こころ 9 沙羅樹.江斗奈.直.きお.好夫.すずかぜ.邦子.とろうち.有香.
すべり台着地上手に夏帽子 更紗 8 むねを.直.みすず.雅雪.すずかぜ.文月.はちべぇ.康子.
柿若葉書斎の窓の半開き 昭一 7 とみお.正芒.光晴.あすみ.わかば.とろうち.俊郎.
新緑の中に親子の深呼吸 あすみ 6 のび.山櫻.ひろみ.ひかり.としゆき.田力.
灘酒の試飲に闊歩夏帽子 わかば 5 好々.満天.つくし.花茗荷.ゆうこ.
枇杷の実の小さくまろく葉に隠れ はちべぇ 4 風光.めだか.昌洋.まさひろ.
白蝶の群舞に歓喜幼い手 江斗奈 4 風光.陽子.田力.楽楽.
撒き餌して睡蓮の花揺れにけり 正芒 4 志峰.かな.加護坊.桃.
発車する笛のかすれて青田風 たか子 4 むねを.国右.更紗.うりぼう.
山峡の夜のしじまに時鳥 有香 4 かのこ.めだか.駒鳥.昌洋.
夜濯ぎや明日会ふ友を思ひつつ こすもす 3 けんいち.花茗荷.ゆうこ.
棕櫚咲きし庭の古井戸檜皮葺 うりぼう 3 好々.ひろ美.駒鳥.
海峡の夏潮さらに迅まれり 大門 3 牧人.よし女.うりぼう.
社務所より囃子の稽古青嵐 かのこ 3 志峰.笑子.孝由.
鈍色の空に解けいる花楝 満天 3 宏虎.みつほ.きづな.
つくばひに雫はじけて薄暑光 とろうち 3 百合.ひかり.有香.
燕の子見上げる人も口を開け さくら 3 江斗奈.かな.まさひろ.
青葉風受けて自転車二人乗り のび 3 山櫻.楽楽.はく子.
新茶の香見合ひ写真と届きけり 志峰 2 百合.牧人.
雷公の連れ来る雨の太きこと あづさ 2 桃.はちべぇ.
古墳群ありて静かや豆の花 きお 2 みすず.邦子.
山翡翠や淀に煌めく影一つ 昌洋 2 ひろみ.宏虎.
池つばめタッチアンドゴー学びりおり 国右 2 孝由.万須巳.
棕櫚の花豪邸旧居に茶を喫す きづな 2 満天.つくし.
万緑や山々の神息を吸ふ 楽楽 2 柏.しずを.
万緑を越え来てここは紀州かな 邦子 2 一弘.嘉一.
夏の蝶もつれしままに昼の闇 宏虎 2 のび.あすみ.
県外車多き五月の阿蘇路かな ゆきこ 1 よし女.
夏草や我が身に巣くふ塞ぎ虫 直 1 沙羅樹.
千丈の巻雲懸けぬ女滝糸 牧人 1 ゆきこ.
そよ風や植田に浮きし新聞紙 田力 1 たか子.
桜の実かぞへてみたる待ち合せ ぽめろ 1 しずを.
今日一部明日残り刈る麦畑 桃 1 万里.
置き去りの自転車倒る木下闇 文月 1 ぽめろ.
おすそわけまた筍の訪問者 花茗荷 1 加護坊.
灯台を軸に右折し卯波寄す 孝由 1 一弘.
蕗の薹小皿に移し独り酒 まさる 1 万里.
浅草寺夜店に迷子探す声 雅雪 1 たか子.
友見舞う13階段百合抱いて 万須巳 1 嘉一.
藤匂う古刹の池に陽のゆたか すずかぜ 1 笑子.
夏草や脳裏に消へぬ顔ひとつ 柏 1 さくら.
泣き声はまたまた姉や梅雨に入る 笑子 1 康子.
睦み垂れ戯れ垂れて鯉幟 けんいち 1 柏.

以上.
Top↑

2006年5月24日 (投句者75名 選句者75名)

2006-05-25 (Thu)
吹き抜けの駅舎を抜けるつばくらめ    たか子   12 宏虎.かのこ.国右.孝由.大門.康子.牧人.ひばり.すずかぜ.まさる.万須巳.昭一.
ぎこちなく嬰抱く夫や風薫る あすみ 10 うりぼう.百合.みすず.宏虎.光晴.俊郎.孝由.陽子.まさひろ.はく子.
早苗田を旅芸人の一座行く 万須巳 9 みすず.たか子.きお.かのこ.つくし.とみお.よし女.加護坊.ゆうこ.
麦畑少年の日の秘密基地 俊郎 7 百合.笑子.一弘.さくら.としゆき.昭一.有香.
重なりて甲羅干す亀梅雨晴間 昭一 7 とみお.江斗奈.美甫.ひろ美.駒鳥.桃子.志づ.
バス停に父の待ちおり麦の秋 かのこ 6 のび.好々.あすみ.康子.すずかぜ.きづな.
飾られてお田植え牛の目に泪 けんいち 6 うりぼう.江斗奈.のび.陽子.まさひろ.こころ.
雲間より太陽踏みし水馬 とろうち 5 一弘.きお.あづさ.満天.けんいち.
五指にまだ力残して蜥蜴死す きお 4 葛.たか子.あづさ.花茗荷.
藤椅子に紙工作のタグボート ひろみ 3 しずを.好夫.有香.
すかんぽに母の看取りの日々偲ぶ ゆきこ 3 まさる.ゆうこ.伊吹.
遠蛙讃美歌闇に響きけり 有香 3 風光.むねを.はちべぇ.
絵手紙や色にじみたる額の花 国右 3 正芒.田力.とろうち.
冷麦を黙してすする里帰り 文月 3 沙羅樹.直.雅雪.
下帯の深紅の男祭笛 とみお 3 正芒.ひばり.万須巳.
蕗を煮る娘の朗報噛みしめて ひろ美 3 雅雪.あすみ.牧人.
ジョギングのシューズの軽し五月晴れ 花茗荷 3 ゆきこ.更紗.はく子.
讃美歌の和音流れる走り梅雨 こう 3 つくし.昌洋.こすもす.
天道虫もの喰ふときに容赦なし ぽめろ 3 直.国右.花茗荷.
予報士の顔色冴えぬ走り梅雨 京子 3 柏.志づ.雅流.
緑陰へ悠々と行く一輪車 康子 3 楽楽.桃.わかば.
健康と株の本置き心太 田力 3 しずを.邦子.こすもす.
過疎の村態度大きい羽抜鶏 宏虎 2 柏.邦子.
湧水に光り零るやほととぎす 昌洋 2 満天.わかば.
教師来る為に準備の夏座敷 むねを 2 好々.ゆきこ.
薄き濃き香確かめ薔薇の苑 としゆき 2 文月.駒鳥.
青嵐橋行く人の前屈み すずかぜ 2 桃.昌洋.
山路は九十九折れなりえごの花 めだか 2 大門.伊吹.
紫陽花の毬のふくらみ梅雨きざし 駒鳥 2 万里.文月.
サンダルの過ぎ行く音や五月闇 直 2 沙羅樹.むねを.
花桐や山畑の中ただ一本 こすもす 2 美甫.光晴.
噴水の光こぼれる広場かな 柏 2 さくら.としゆき.
幼らの生き難き世か竹落葉 加護坊 2 風光.桃子.
父の郷あとかたもなき夏落ち葉 笑子 2 ひろ美.よし女.
ぽつねんと灯台と句碑白雨かな 大門 2 俊郎.けんいち.
摩天楼映りし池に蝦蟇の声 正芒 2 葛.はちべぇ.
バスツアー集合場所の夏木立 雅雪 2 笑子.田力.
緑蔭に集ひし孫は皆男の子 孝由 1 ぽめろ.
建売の幟はためく初夏の夕 まさひろ 1 雅流.
青麦の宙に高速道光り ゆうこ 1 志峰.
山藤のゆれるざわめき有馬の湯 わかば 1 万里.
囀や集団下校わらべ唄 百合 1 好夫.
ほととぎす朝刊取りに出てをれば よし女 1 嘉一.
雨音を厨にひとり新茶淹れ 満天 1 加護坊.
家庭菜園ふぞろいの葱坊主 みつほ 1 楽楽.
老鶯の聞こえて列の止まりたる さくら 1 嘉一.
竹の秋雀転がる古寺かな 一弘 1 とろうち.
葉の全部今年の生まれや柿若葉 桃 1 ぽめろ.
緑陰や流れを止める浅き堰 伊吹 1 志峰.
鳴き去りし鳥影しかと時鳥 雅流 1 きづな.

以上.
Top↑

2006年5月23日 (投句者74名 選句者83名)

2006-05-24 (Wed)
自転車の補助輪取れて夏つばめ        とろうち 16 のび.むねを.かのこ.ひかり.れいこ.ひろ美.国右.一弘.笑子.みすず.すずかぜ.昭一.みつほ.好夫.ゆうこ.きづな.
夕刊の届かぬ村の蛍かな のび 12 好々.雅雪.つくし.かのこ.とみお.としゆき.よし女.大門.あづさ.はく子.けんいち.雅流.
緑陰や小さき華岡加恵の墓 嘉一 10 百合.桃子.ひかり.昌洋.ひろみ.伊吹.好夫.雅流.英子.有香.
両肩の神輿の瘤で分く暖簾 とみお 7 柏.悠紀.万須巳.としゆき.一弘.孝由.はく子.
八丈の沖の潮の香初鰹 一弘 7 紺屋.俊郎.大門.万里.邦子.けんいち.はちべぇ.
落人の夢果つ島の梅雨しきり めだか 6 百合.つくし.ひろ美.うりぼう.駒鳥.あづさ.
夏草の匂ひ連れ来し孫の靴 大門 6 たか子.直.あすみ.昌洋.康子.はちべぇ.
渋滞の田植機誰も追越さず うつぎ 5 正芒.京子.こすもす.加護坊.まさひろ.
清流へ役目了へたる囮鮎 志峰 5 志づ.けんにい.文月.万里.わかば.
神主の仕舞ひに覗く植木市 ゆうこ 5 柏.とみお.さくら.国右.ぽめろ.
畑仕事農夫の腰に蚊遣香 まさひろ 5 かな.紺屋.孝由.こすもす.笑子.
若葉風稲荷の赤き幟旗 光晴 4 たか子.まさる.さくら.文月.
老鶯に私語のぴたりと止みにけり かのこ 4 満天.正芒.嘉一.桃.
葉桜や形見の着物リフォームす ひろ美 4 葛.好々.よし女.きづな.
富士の山まるごと見えて五月晴 むねを 4 桃子.悠紀.ゆきこ.宏虎.
囀りや歩き始めた隣の子 継鳥 4 風光.雅雪.まさる.ぽめろ.
夏日影刷毛先にのせ塀を塗る うりぼう 3 のび.みすず.桃.
代掻きや背筋伸ばして終えにけり 国右 3 うつぎ.楽楽.有香.
囀りや親亀すくと首のばし 邦子 3 直.江斗奈.まさひろ.
雲抱いて宇宙遊泳あめんぼう 宏虎 3 れいこ.花茗荷.こう.
立て札に毒へび注意木下闇 さくら 3 万須巳.加護坊.みつほ.
点りしは明星ひとつ梅雨めく夜 沙羅樹 3 風光.江斗奈.伊吹.
石棺の蓋のずれをり木下闇 きお 3 とろうち.田力.ゆうこ.
葉桜の中で法事をしてゐたる 山櫻 2 志峰.田力.
理由もなく笑み顔に出る夏の蝶 加護坊 2 沙羅樹.めだか.
雨薄暮十薬つぼみ点在す きづな 2 満天.花茗荷.
図書館の窓に射しこむ新樹光 まさる 2 うつぎ.あすみ.
御手洗の張り紙白し若葉風 紺屋 2 志峰.邦子.
鯉幟水子地蔵に揺れてをり たか子 2 しずを.とろうち.
気が付けば独り言して草むしり 文月 2 沙羅樹.かな.
草笛の鳴りて喧嘩を忘れけり 笑子 2 すずかぜ.嘉一.
色とりどりなばなの里や夏光る 駒鳥 2 楽楽.めだか.
山繭に沢音刻む峯の風 昌洋 2 ひろみ.わかば.
高々と盃天に向け朴の花 桃子 2 ゆきこ.牧人.
栴檀の花散る川原舟つなぐ よし女 2 きお.昭一.
金色の透きとほりゆく麦穂かな 桃 2 きお.うりぼう.
牧の駒高いななくや五月晴れ 牧人 1 光晴.
簾越し名水並ぶ麺処 つくし 1 けんにい.
ふんだんに登り降り立ち新樹の香 好夫 1 京子.
我が濁すせせらぎを蟹流れ行き ぽめろ 1 しずを.
雨傘や古道に白き額の花 百合 1 こう.
蛇苺ポケットの中で枯れにけり 伊吹 1 康子.
薫風にヴオオンヴオン牛蛙 しずを 1 俊郎.
夏めきて親子の集ひ鳶の舞ひ けんにい 1 むねを.
栃の花山辺の木々に色を添う わかば 1 駒鳥.
街闊歩スニーカージーンズ若葉かな 風光 1 牧人.
風向きは西へとかはり髪洗ふ ひろみ 1 英子.
ペンキ屋の大屋根の上ちまき食ぶ 田力 1 志づ.
町騒を過ぎて授かり新樹晴れ 美甫 1 宏虎.

以上.
Top↑

2006年5月22日 (投句者70名 選句者79名)

2006-05-23 (Tue)
夏雲や太平洋の力瘤                  あづさ   14 一弘.俊郎.きお.好夫.さくら.国右.ひかり.葛.ゆうこ.ぽめろ.沙羅樹.とろうち.はく子.嘉一.
すれ違ふ尼僧深めの夏帽子 みつほ 10 うりぼう.直.美甫.とみお.みすず.昌洋.さくら.田力.ひろ美.はく子.
陰暦に添ひし農事や夏兆す 一弘 6 百合.まさる.邦子.よし女.こすもす.ひろ美.
少年の口笛通る初夏の風 たか子 6 好々.牧人.あすみ.山櫻.こすもす.伊吹.
二人して繰り言ばかり草むしり かな 6 直.むねを.こころ.ゆうこ.きづな.めだか.
流されて五寸戻るや水馬 正芒 6 としゆき.継鳥.一弘.俊郎.うつぎ.あづさ.
薔薇切って寂しき音のしたりけり 文月 5 風光.志峰.かのこ.しずを.めだか.
落し文置かれ茶会の記帳台 うつぎ 5 正芒.のび.けんにい.加護坊.つくし.
フルートを吹く少年の夏の朝 俊郎 5 好々.たか子.山櫻.陽子.沙羅樹.
郭公や富士ふもとより晴れてきし とろうち 5 大門.みすず.ひかり.光晴.嘉一.
とんび舞ふ七里ガ浜の夏夕日 康子 5 悠紀.雅雪.孝由.桃子.笑子.
海の果て消して卯波の立つ日なり わかば 4 きお.すずかぜ.あづさ.はちべぇ.
下足札二つならべて冷し酒 笑子 4 江斗奈.のび.しずを.文月.
白樺の幹白々と新樹光 悠紀 4 美甫.わかば.ひろみ.康子.
更衣涎掛け替へ辻地蔵 孝由 3 かな.加護坊.紺屋.
昼灯す麓の四五戸余花の雨 ひろ美 3 悠紀.みつほ.わかば.
緑蔭や乳母車押す若き父 としゆき 3 あすみ.笑子.きづな.
お田植の牛が怯える鉦太鼓 万須巳 3 うつぎ.まさる.康子.
明け易し道路工事の車発つ つくし 3 桃.けんいち.光晴.
大一番汗か涙か千秋楽 六郎太 3 満天.牧人.京子.
蟻地獄余生に長きひと日かな 柏 3 志峰.ゆきこ.文月.
水遊び百万ドルの笑みを撮る 久代 3 満天.むねを.よし女.
木々に風吹き渡りゆく更衣 ひろみ 3 雅雪.みつほ.ぽめろ.
若葉して古都の風情に苔の庭 好夫 3 風光.駒鳥.国右.
老鶯や仁王像がはたと聞く 嘉一 2 江斗奈.邦子.
雨上がり通夜への空を跨ぐ虹 伊吹 2 大門.かのこ.
天に向く真玉の枇杷の日々太る はく子 2 たか子.紺屋.
洗濯も駆け足になり梅雨晴れ間 まさひろ 2 すずかぜ.陽子.
薮蚊立つロダン塑像の腕より れいこ 2 正芒.継鳥.
バリ島の窓に動きし守宮かな 田力 2 百合.とろうち.
老鴬の美声にしばしショット待つ 宏虎 2 柏.孝由.
ホテルの灯こぼれて朴の花となる よし女 2 駒鳥.田力.
深山宿婆ひとり居て山女焼く 昌洋 2 まさひろ.桃.
五歳児が早口言葉走り梅雨 楽楽 2 宏虎.こう.
筝の音は夕焼け小焼け風薫る うりぼう 2 好夫.桃子.
尖塔と坂多き街風薫る 大門 2 宏虎.けんいち.
ひとすすり新茶の香りほのぼのと 駒鳥 2 楽楽.まさひろ.
伊達領の沃土に雨や麦の秋 すずかぜ 2 ゆきこ.葛.
アカシヤの花に激しく雨叩く 美甫 1 楽楽.
歳時記と聖書を持ちて夏の山 雅雪 1 とみお.
ふらここや父の押しゐる子の背中 まこと 1 かな.
薪能乱る炎のなまめかし ぷち 1 昌洋.
草引きすふはり小さき緑の蚊 桃 1 ひろみ.
縮まらぬ間合いさびしき赤手蟹 ぽめろ 1 つくし.
葉櫻や聖天さんの女坂 けんいち 1 はちべぇ.
木下闇青洲夫婦の墓は別 邦子 1 柏.
髪洗ひ病状告げに職場行く 直 1 けんにい.
外つ国の益荒男強し五月場所 とみお 1 としゆき.
小満の猫の尾太し風跨ぐ 沙羅樹 1 伊吹.
望潮うらごゑ透る島の唄 志峰 1 うりぼう.
濃さを増す緑の中を柿若葉 万里 1 京子.
オーボエの音色涼やか夏来る 京子 1 こう.

以上.
Top↑
- Sun Board -